こんにちは、そらまめです!
「みてね」というアプリをご存じでしょうか?
子どもの写真や動画を家族と簡単に共有できる便利なアプリで、無料でも容量無制限に写真や動画をアップロードできる素晴らしいサービスです!
そんな便利な「みてね」ですが、ネットで検索すると「みてね 危険性」というキーワードがちらほら見かけます。

え、危険性?
家族の大切な写真をアップロードしているのに不安になっちゃうね。

確かに不安になる気持ちはわかります!
でも、正しく理解して対策すれば安心して使えるサービスです。
この記事では、「みてね」を使う上で知っておくべき3つの危険性と、それぞれの具体的な対策方法を詳しく解説していきます!
結論:「みてね」の危険性は正しく理解すれば対策できる
先に結論を言ってしまいますね。
「みてね」には確かにいくつかの注意すべき点がありますが、正しく理解して対策すれば安心して使えるサービスです!
この記事で解説する3つの危険性は以下の通りです。

どの危険性も、具体的な対策方法が存在します!
「危険性がある」という事実だけを知って不安になるのではなく、「どう対策すればいいか」を知って安心して使えるようにしたいですね。
「みてね」は安全?基本仕様とプライバシー保護の仕組み
まず、「みてね」が大切なプライバシー保護のためにどのような安全対策を行っているかを確認していきます!

基本的なことですが、家族の写真が流出すると危ないですからね。
招待制による限定共有の設計
「みてね」のアルバムは完全非公開です。
勝手に外部から覗かれたり、検索エンジンに表示されたりすることはありません。
アルバムにアクセスできるのは、あなたが招待した家族だけです。

つまり、知らない人が勝手に見ることはできないんだね!

その通り!
招待した家族だけが写真や動画を見られる仕組みになっています。
この「招待制による限定共有」が、「みてね」の基本的な安全性の仕組みです。
暗号化とプライバシー保護
「みてね」では、ユーザーの端末とサーバー間の通信を最先端の暗号化技術で保護しています。
また、サーバー自体も以下のような強力なセキュリティ対策が施されています。

技術的なセキュリティ対策もしっかりしているので、基本的な安全性は確保されていると言えます!
危険性①:招待ミスによる意図しない共有
ここからは、「みてね」を使う上で注意すべき3つの危険性と、その対策方法を詳しく解説していきます。
まず1つ目は、招待ミスによる意図しない共有です。
誤招待で何が起こるのか
「みてね」は招待制で安全性が高いのですが、逆に言えば「誤って招待してしまった人」には写真や動画が見られてしまうということでもあります。
例えば、以下のようなケースが考えられます。

特に注意が必要なのは、管理者として誤招待してしまった場合です。
管理者は他の家族を招待したり、アルバムの設定を変更したりできる権限があるので、誤招待した相手が管理者になってしまうとより深刻です。
招待ミスを防ぐ・解消する具体的な対策
招待ミスを防ぐ、または解消するための具体的な対策を紹介します!
対策①:招待前に相手を慎重に確認する
招待する前に、相手のメールアドレスや LINE の送信先をしっかり確認しましょう。

基本ですが大事ですね。
対策②:誤招待した場合はすぐに削除する
万が一誤って招待してしまった場合でも、すぐに削除すれば被害を最小限に抑えられます。
削除方法は以下の通りです。
- 「家族設定」を開く
- 削除したい家族を選択
- 「アルバムとのつながりを解除」をタップ
これで、その人はアルバムにアクセスできなくなります!

アルバムの写真や動画はダウンロードすることもできます。
そのため、誤招待に気づいたらできるだけ早く削除することが重要です!
参考:招待した家族のアカウントを削除したいです(公式ヘルプ)
対策③:定期的に共有メンバーを見直す
招待した家族のリストを定期的に見直すことも大切です。
を確認し、必要に応じて削除しておくと万全です!

あまり招待したメンバーが多いと管理が難しいので、初めから招待する家族を厳選するのが良いと思います。
危険性②:サービス終了のリスク
2つ目の危険性は、サービス終了のリスクです。
サービス終了リスクは本当にあるのか
「みてね」に限らず、すべてのクラウドサービスにはサービス終了のリスクがあります。

以下の記事で詳しく述べていますが、私は「みてね」のサービス終了リスクは現時点では低いとは考えています。
ただし、可能性は決してゼロではないので、大切な家族の写真や動画が消えないようにバックアップをすることが重要です!
たとえサービス終了しなくても、サービスが改悪されて「『みてね』やめたい!」となる可能性もありますからね。
データを守るための具体的なバックアップ方法
ここでは、具体的なバックアップ方法を3つ紹介します!
方法①:スマホに残しておく
一番シンプルな方法は、スマホにも写真や動画を残しておくことです。
「みてね」にアップロードしたからといって、スマホのデータを削除する必要はありません。

でも、スマホの容量がいっぱいになっちゃうんだよね……。

確かにスマホの容量には限界があります。
その場合は、次に紹介するクラウドストレージや自宅ストレージを検討してみてください!
方法②:他のクラウドストレージにバックアップする
「みてね」以外のクラウドストレージにもバックアップを取っておくと安心です。
おすすめのクラウドストレージは以下の通りです。
Amazon Photos
Amazon Photosは、Amazonプライム会員なら写真を無制限で保存できるサービスです。
動画を5 GB 以上保存する場合は、別途有料プランに加入する必要があります。

既にAmazonプライム会員なら、追加料金なしで使えるのが嬉しいポイント!
写真がメインなら、Amazon Photosは超おすすめです。
Amazonプライムは30日間無料で体験することもできるので、とりあえず Amazon Photos の使い勝手を試してみても良いと思います!
pCloud
pCloud は、珍しい買い切りプランがあるクラウドストレージサービスです。
初期費用は高めですが、一度購入すれば生涯使うことができます。

「サブスクが嫌だけど、クラウドは使いたい」という人にピッタリです!
公式サイトでは定期的にセールも実施されているので、チェックしてみてください。
方法③:自宅ストレージ(NAS)を使う
自宅ストレージ(NAS)は、自宅に設置するサーバーです。
「みてね」や他のクラウドサービスと違い、サービス終了のリスクがないのが最大のメリットです。

機器の設定が必要なので多少は管理の手間はかかりますが、拡張性は最も優れています!
初心者向けの NAS については以下の記事で詳しく解説しています。
危険性③:家族間トラブル
3つ目の危険性は、家族間トラブルです。
家族間トラブルが起こる理由
「みてね」は家族で写真や動画を共有できる素晴らしいサービスですが、その一方で家族間の価値観の違いが原因でトラブルが起こることもあります。
具体的には、以下のようなケースが報告されています。
ケース①:投稿頻度に関するプレッシャー
ケース②:コメントに関するストレス
ケース③:共有範囲に関する意見の相違

確かに、家族とはいえ価値観が違うから、トラブルが起きることもあるよね……。

特に義実家との関係で「みてねがしんどい」と感じる人もいるようです。
トラブルを防ぐための具体的な対策
家族間トラブルを防ぐための具体的な対策を紹介します!
対策①:事前に共有ルールを話し合う
「みてね」を始める前に、家族で以下のようなルールを話し合っておくことをおすすめします。

「我が家の『みてね』ルール」を夫婦で話し合い、必要に応じて両家の親にも共有しておくと良いと思います!
対策②:必要に応じて共有範囲を限定する
どうしても両家をまとめて招待するのが難しい場合は、以下のような方法も検討できます。
この場合、有料ですがみてねプレミアムに加入するのがベストです。
ママの実家だけに見せたい、パパの実家だけに見せたいなど、利用シーンに応じて公開範囲を細かく設定できます。

必ずしも「全員に写真や動画を共有しなければいけない」というわけではありません。
管理は大変ですが、アルバムを複数作成することもできなくはないです。
家族の状況に合わせて、柔軟に共有範囲を調整しましょう!
対策③:しんどくなったら一時的に距離を置く
「みてね」を使うのがしんどくなったら、一時的に距離を置くことも大切です。

「みてね」は便利なツールですが、無理して使い続ける必要はありません。
正直なところ、家族であっても「どうしても価値観が合わない!」というケースはありますからね……。
自分の心の健康が一番大事です!
まとめ:「みてね」の危険性を理解して、安心して使うために
最後にこの記事の内容を簡単にまとめます!
「みてね」の3つの危険性と対策
危険性①:招待ミスによる意図しない共有
危険性②:サービス終了のリスク
危険性③:家族間トラブル

この記事で紹介した対策を実践すれば、安心して「みてね」を使えると思います!
家族との大切な思い出を、安全に楽しく共有していきましょう!
もっと知りたい人に向けて
「みてね」をクラウドストレージ代わりに使えるか知りたい
「みてね」をクラウドストレージ代わりに使いたいと考えている方には、以下の記事がおすすめです。
「みてね」をクラウドストレージ代わりに使う際のリスクと限界、代替手段について詳しく解説しています!
いろんなクラウドサービスを比較したい
「Amazon Photos、Google フォト、iCloud……色々あって迷う!」という方には、以下の記事がおすすめです。
主要なクラウドストレージサービスの料金や特徴を徹底比較しているので、自分に合ったサービスを選べます!
買い切りのストレージについて調査したい
「サブスクじゃなくて、買い切りのストレージが欲しい!」という方には、以下の記事がおすすめです。
買い切りのクラウドストレージ「pCloud」と、自宅ストレージ「NAS」を比較しながら、それぞれの特徴を詳しく解説しています!




