こんにちは、そらまめです!
家族の写真や動画をクラウドに保存している方も多いのではないでしょうか?
クラウドはとっても便利なのですが、個人的にサブスクで月々の支払いが増えるのがあまり好きではありません……。
家族の写真などは長ーく保存するものなので、年単位でお金を払い続けないといけないですしね😢
ということで、個人的な推しクラウドが pCloud です!
pCloud はクラウドストレージでは珍しく買い切りプランがあるのが最大の特徴です!

買い切りのクラウドに興味はあるんだけど、ちゃんと写真の管理ができるのか不安……。
安くても使いにくいのは嫌だ!

pCloud の写真管理機能は最小限ですがシンプルで使いやすいです!
初めて触れてもすぐに使いこなせると思います。
この記事では、pCloud で写真を管理する具体的な方法を画面付きで丁寧に解説していきます。
pCloud には自動アップロード機能もあるのですが、ちょっとした落とし穴もあるので迷わないように丁寧に解説していきます。
pCloudの写真機能を使いこなして、大切な思い出を快適に管理しましょう!
【結論】pCloud で写真を整理する方法
pCloud での写真整理は次の流れがおすすめです!
- スマホで自動アップロード設定をする
- 「写真」機能でギャラリー表示して閲覧する

自動アップロードは何となくわかる!
新しく写真を撮影したら自動で pCloud にアップロードしてくれるんだよね。
「写真」機能っていうのは何?

写真や動画を簡単に閲覧するギャラリー機能です。
割と最近追加された新しい機能なので、次の章でもう少し詳しく解説します!
画像と動画を一覧表示!pCloud の写真機能について
ここでは、pCloud の写真機能の具体的な使い方を解説します。
pCloud の「写真」機能とは?
pCloudの「写真」機能は、pCloud 内の全ての画像・動画を自動的に抽出してギャラリー表示する機能です。
ブラウザ版 pCloud のサイドバーにある「写真」を押すと、こんな感じ⬇️で pCloud 内の画像が一覧表示されます。
※ブラウザは Chrome や Safari のようなアプリのイメージです。

サイドバーに「写真」というタブがあります。
スマホアプリだとこんな感じ⬇️の表示です。

下のタブに「フォト」というタブがあります。

ブラウザとスマホアプリで少し見え方が違うね。

その通り!
基本的には同じ機能のはずなんだけど、検証したところ少し違いがあったのでこの後解説します。
ブラウザ版 vs スマホアプリ版:「写真」機能の違い
大きく以下のような違いがあります!
この後詳しく解説していきます。
| 特徴 | ブラウザ版 | スマホアプリ版 |
|---|---|---|
| フォルダ除外機能 | 有り | 無し |
| 表示するデータの範囲 | 共有フォルダ以外? | pCloud 内の全データ |
| 動画のみ表示するタブ | 有り | 無し |
フォルダ除外機能
「写真」機能は基本的に全ての保存場所にあるデータが表示されますが、ブラウザ版のフォルダ除外機能を使えば、特定のフォルダの写真が表示されないようにできます。

一時的に撮影したスクリーンショットなどのデータを非表示にできたりするのは便利ですね。
除外機能の使い方(タッチで開きます)
使い方は簡単で、写真機能のタブを開いて「写真」の右隣にある「⋮」を押して「フォルダを除外する」を選択します。

すると除外されているフォルダ一覧が出てきます。
一つも除外されていない場合は、「最初のフォルダを除外する」を押します。

除外するフォルダを選択して、右下の「除外する」を押します。
選択されているフォルダは薄く灰色になっています。少し分かりづらい……。

除外に成功すると、除外されているフォルダ一覧に選択したフォルダが追加されます。
もし除外を解除したい場合は、そのフォルダの右側にある「目」のマークを押します。

表示するデータの範囲
基本的に pCloud の全データが表示されるはずなのですが、なぜかブラウザ版だと共有設定しているフォルダ内の写真や動画が表示されません。

正直ただの不具合な気がします……。
まだブラウザ版の「写真」機能はベータ版らしいので、今後改善されるかも!
動画のみ表示するタブ
スマホアプリ版のフォトタブは全ての写真・動画のデータが表示されるのですが、ブラウザ版は動画のみを表示する機能もあります。
「写真」タブから以下の2種類を選択できます。

pCloud の自動バックアップについて
pCloud ではスマホで撮影した写真や動画を自動でアップロードすることができます。
設定自体は簡単なので、ここでは注意しておくべき設定のみ紹介しようと思います。
ちなみに、自動アップロードの設定はスマホアプリからしかできないので注意!
アプリのリンクはこちら⬇️です。
設定を変更する場所(押したら開きます!)
ちなみに Android アプリなので iPhone だと少し画面が違うかも。。。
1. ホームの左側のメニューボタンを押します。

2. メニューが開いたら「設定」を押します。

3. 「自動アップロード」を押します。

4. 自動アップロードの設定画面が表示されます。
ここから変更したい項目を選んでいきます。

自動アップロードの要チェックポイント
1. アップロードモード

2. ファイルの種類
アップロードするデータの種類を以下から選択できます。
基本的に写真と動画でいいかなと思います。

3. メディアフォルダ
アップロードするスマホのフォルダを選択できます。
超大事!
バックアップしたいフォルダだけを対象にしましょう!

4. 従量制ネットワーク
オンにすると Wi-Fi に接続している間のみ自動アップロードする設定だと思います。
いわゆる「ギガ」を消費したくないならオン推奨です!

自動アップロードの注意点
アップロードされるフォルダが固定!
自動アップロードでアップロードされるフォルダは固定です。
pCloud のホーム(一番上の階層)に「Automatic Upload」というフォルダが作成され、そこに自動アップロードされたファイルが保存されます。
こんな感じ⬇️のイメージです。
📁 Automatic Upload
📁 デバイス名
📁 フォルダ1
📷 写真や動画のデータ
📁 フォルダ2
📷 写真や動画のデータ

あれ、じゃあ自分でフォルダに名前をつけて整理はできないの?

そうなるね。
あくまでデータのバックアップがメインと考えるのがいいかも!
自動アップロードしたフォルダを共有できる?
自動アップロードは「Automatic Upload」フォルダに固定でアップロードされるので、別で共有用のフォルダを作成している場合はアップロード後にファイルを移動させる必要があります。
そんなのめんどくさい!という場合は、「Automatic Upload」フォルダごと共有してしまうのも1つの手段です。
この方法なら自動アップロードしたファイルを手間なく共有することができます。

この場合、共有したくないプライベートな写真や動画がアップロードされないように気を付けてください。
pCloud のファイル共有については以下の記事で詳しく解説しています!
自動アップロードを利用した管理の結論!
自動アップロードはアップロードされるフォルダが固定なので、「2025年運動会」のようにフォルダごとに写真を整理するのは難しいです……。
そこで、pCloud 内のすべてのデータを閲覧できる「写真」機能の出番!
これなら、フォルダ構成に関わらず写真や動画をタイムライン表示で閲覧できます。
だからこそ、pCloud における写真管理は以下のように「自動アップロード」と「写真機能」の組み合わせがベストかなと思います!
- スマホで自動アップロード設定をする
- 「写真」機能でギャラリー表示して閲覧する
pCloudの写真機能が苦手なこと
ここまで pCloud の写真管理について見てきましたが、正直に言うと pCloud の写真管理機能は最低限なのでできないことも多いです。
これらの機能は、Google フォトや Amazon Photos などの写真専門アプリでは利用できることが多いです。

やっぱりGoogle フォトや Amazon Photos の方が機能は充実してるんだね。
じゃあなんで pCloud のメリットって何だろう?

写真を閲覧・管理する機能はそこまで充実していないけど、写真を保存するという点では pCloud は優秀です。
次で詳しく解説します!
それでもpCloudが選ばれる理由
pCloud の写真機能は最近の写真専用アプリに比べると最小限ですが、写真保管においては大きなメリットがあります。
ということで、結局どちらもお金!
金銭的にメリットがあります。

写真や動画などは長く保存したいことが多いので、少しでも安く済むならそれに越したことはないです!
年単位で利用していくと数万円以上は違いが出てきます。
次ではもう少しメリットを詳しく解説していきます!
①サブスク不要の買い切りプランがある
pCloud の最大の強みは、一度払えば永久に使えるライフタイムプランがあることです。

ちなみに正確には「99年 or 契約者が死ぬまで使える」です。
大多数の人は寿命の方が早いと思うので、生涯使えると考えて良さそう。
pCloud のライフタイムプランの料金
| 容量 | 料金 |
|---|---|
| 500 GB | 199 $(29,850円) |
| 2 TB | 399 $(59,850円) |
| 10 TB | 1190 $(178,500円) |
念のため最新の情報は公式サイトの価格表を確認してください。
後で詳しく比較しますが、この値段で生涯利用できるのはとてもコスパが良いです。
また、pCloud は定期的にセールも実施しています。
セール期間に購入すれば 20-30% OFF くらいで購入できるのでさらにお得!
公式サイトにも案内がでていることがあるので要チェックです!
②大容量を低価格で確保できる
pCloud は買い切りプランが有るので、長く使えば使うほど他の月額課金のクラウドサービスに比べて安く利用することができます。
具体的な例として 2 TB のプランを5年使用する場合の料金を比較してみます!
| サービス | 2 TB を5年使った場合の総額 |
|---|---|
| pCloud | 59,850円(買い切り) |
| Google フォト | 72,500円(年間14,500円 × 5年) |
| iCloud | 90,000円(年間18,000円 × 5年) |

5年目の時点で2万円前後は pCloud の方が安いね。

大切な写真や動画は5年と言わず長く保存するものなので、実際はもっとお得になることも多いと思います!
家族の写真・動画を長期間保存するなら、大容量を低価格で確保できるのは大きなメリットです。
まとめ:pCloud は「自動保存して写真機能で見る」がベスト
この記事では、pCloud での写真整理方法について解説してきました。
最後にこの記事の内容を簡単に整理します!
- スマホで自動アップロード設定をする
- 「写真」機能でギャラリー表示して閲覧する

pCloud の自動アップロードでは保存するフォルダを選択することができませんが、pCloud 内の全ての写真をギャラリー表示する「写真」機能を使えばそのデメリットを補うことができます。
pCloud の「写真」機能は顔認識機能や場所検索機能が無かったりなど、Google フォトや Amazon Photos などの写真専用のアプリと比べると機能は基本的なものにとどまります。
しかし、pCloud は買い切りプランがあるので長く使えば使うほど安い!
閲覧機能はシンプルですが、写真保管庫として大切な写真を安全に長期保管するには最高のサービスだと思います!
もっと知りたい人に向けて
pCloud の共有機能を詳しく知りたい!
「pCloud で家族と写真を共有する方法が知りたい」という方には、こちらの記事がおすすめです。
リンク共有・フォルダ共有の使い方を、画面付きで詳しく解説しています!
pCloud と他のクラウドサービスを比較したい!
「pCloud って他のクラウドサービスと比べてどうなの?」という方には、こちらの記事がおすすめです。
Google Drive、iCloud、Amazon Photos など主要なクラウドサービスを徹底比較しています!
pCloud とNAS で迷っている
「クラウドじゃなくて NAS も気になる……」という方には、こちらの記事が参考になります。
pCloud とNAS の料金や特徴を詳しく比較しているので、自分に合った選択ができるはずです!



