こんにちは、そらまめです!
最近は子供の一挙一動が可愛くて写真や動画をたくさん撮っています。
心のフィルムに焼き付けるのも大事ですが、やっぱりデータとしても残したいですしね。
フィルムって死語じゃないよね……?
しかし、写真や動画を撮るとあっという間にスマホの容量が不足してしまいます💦
最近のスマホは SDカードで容量を拡張できない機種が多いですし、容量の多いスマホを買おうと思うと高い!
例えば、iPhone だと同じ機種でも保存容量(ストレージ)の多い方が数万円高くなります。

容量不足だからって、大容量ストレージのスマホに買い替えなんてできないよ!
ただでさえ最近のスマホは高いのに……。

スマホを買い替えずに、できるだけ安く保存容量だけ増やしたいよね
この記事では、スマホの容量不足を解決するために「クラウドストレージ」と「自宅ストレージ(NAS)」という2つの選択肢があること、そしてその特徴と違いをわかりやすく解説します!
結論!容量不足の解決方法は大きく2種類あります

写真の保存って、スマホの中に入れておく以外にも方法があるの?

主に「クラウドストレージ」と「自宅ストレージ(NAS)」に保存する2種類の方法があります!
簡単比較!クラウドストレージ vs 自宅ストレージ(NAS)
まずは、イメージをつかむために「クラウドストレージ」と「自宅ストレージ(NAS)」の比較図を作成しました!
簡単に整理すると、
- データを保存する先(=サーバー)を自分で管理するかどうか?
- サブスクか購入か?
という点が大きな違いとなります!

クラウドストレージ
クラウドストレージとは、インターネット上のサーバーにデータ(写真や動画など)を保存する仕組みです。
月額または年額の課金で、契約者専用の保存領域が利用できます。
Google Drive や iCloud や OneDrive が有名ですね。

たとえるなら…「街のレンタル倉庫」
必要な広さの倉庫を借りて、荷物を預ける感覚に似ています。
倉庫の管理はすべて業者任せで楽ですが、毎月の利用料がかかり、将来その倉庫が閉鎖されるリスクもゼロではありません。
自宅ストレージ(NAS)
自宅ストレージは、自宅に設置する小型サーバーです。
Wi-Fi を通じてスマホやパソコンからアクセスでき、写真や動画を自宅にある自分の機器に保存・管理することができます。
このようにネットワーク上に接続することができるストレージのことは「NAS(Network Attached Storage)=ナス」と呼ばれます。

たとえるなら…「自宅の敷地内に建てる倉庫」
自分の敷地に倉庫を建てるようなもので、自由に使え、長期的には費用を抑えられます。
ただし、倉庫の設置やメンテナンスはすべて自分の責任。
慣れが必要ですが、運用の自由度は高くなります!
他に方法はないの?
外付けのハードディスク(HDD)や USB メモリなどの方法もあります。
しかし……、
というデメリットがあり、家族で写真や動画を保存するような用途では使い勝手が悪いので、この記事では説明していません。

IT に詳しくない人でも、家族の写真や動画を最適な方法で保管する手助けがしたいので、できるだけお手軽に継続できる方法を選んでいます!
あなたはどちら派?「お手軽クラウド」と「買い切りNAS」
クラウドと NAS どちらが向いているか早わかりチャート!

クラウドと自宅ストレージ(NAS)があるのは分かった!
けど、どっちを使うのがいいんだろう?

本当は料金などを正確に比較するのがベスト!
ですが、今回はざっくり 10 秒で向き不向きを確認できるチャートを作成しました。

簡潔に言うと、
が向いています!
保存するデータ量が少ないケース

なんで保存したいデータ量が多い人でないと自宅ストレージ(NAS)は向いていないの?

自宅ストレージ(NAS)は料金の安さがメリットなんだけど、データ量が少ないとクラウドストレージとあまり料金が変わらないからです!
クラウドストレージは月額料金がかかる「街のレンタル倉庫」、
自宅ストレージ(NAS)は買い切りの「自宅の敷地内に建てる倉庫」です!
自分で倉庫を建てる場合は、建築費がかかりますよね?
同じように、自宅ストレージ(NAS)を使用する際は初期費用が数万円はかかります。
データの保存容量が多い場合なら長期的には安く済むのですが、保存容量が少ない場合はクラウドストレージのレンタル料が安いため、あまりお得になりません。

ということで、データ量が 1,000 GB より多い場合にだけ自宅ストレージ(NAS)をおすすめしています。
1,000 GB は大体の目安ですけどね。
IT機器の設定が苦手なケース

パソコンとかが得意じゃないと、自宅ストレージ(NAS)は使えないの?

そんなことはありません!
最近の自宅ストレージ(NAS)は設定が簡単なものも増えているので。
ただ、「本当にIT苦手で、スマホの設定もできません……。」という方はクラウドストレージを使うのが無難だと思います。
クラウドストレージは管理をお任せできる「街のレンタル倉庫」、
自宅ストレージ(NAS)は自分で管理しないといけない「自宅の敷地内に建てる倉庫」です!
自宅の倉庫で雨漏りが発生した場合は、自分で対応しないといけませんよね?
同じように、自宅ストレージ(NAS)を使用する際は初期設定やメンテナンスは自力で行う必要があります。
それほど設定が難しいわけではないのですが、それでもIT機器に苦手意識がある場合はクラウドストレージを利用したほうが良いと思います。

ちなみに自宅ストレージ(NAS)で一般的に使用されているHDDという部品の寿命は4~5年と言われています。
ということで、ちなみに自宅ストレージ(NAS)を使用する場合は自分でメンテナンスできる程度には知識があった方が安心です。
まとめ!クラウドと自宅ストレージ(NAS)の簡単比較
クラウド vs NAS 簡単比較表
この記事ではスマホの容量を確保するための2つの選択肢をご紹介しました。
最後におさらいとしてクラウドストレージと自宅ストレージ(NAS)の違いを表にまとめています!
項目 | クラウドストレージ | 自宅ストレージ(NAS) |
---|---|---|
初期費用 | 0円 | 3〜5万円 |
月々の費用 | 月額課金 | 無料* |
管理の手間 | 運営会社が管理 | 自分で管理 |
容量の追加 | プランのアップグレードで拡張可能 | HDD追加で拡張可能 |
難易度 | 初心者向け | ある程度知識が必要 |

自分に合った方法で、スマホの容量不足を解決できると嬉しいです!
もっと知りたい人に向けて
どのクラウドサービスが良いか分からない!
「私にはクラウドが向いてそうだけど、いろいろ種類があって分からない!」という方に向けの記事があります。
この記事を読めば最安のクラウドサービスを選択できます!