こんにちは、そらまめです!
子供が生まれてから、写真や動画を撮影する量が誇張抜きで100倍以上にはなりました。
もともと、書類くらいしか撮影しておらず無機質の極みだったスマホのアルバムが、今では上から下まで子供の写真で埋まっています。
そうなると問題になってくるのはアレですね……。
スマホの容量パンパン問題

子供の動画撮っていたら、残り 10 分しか録画できないって表示された……。
スマホの容量を空けたいんだけど、どうするのがいいかな?

一番簡単で安全なのはクラウドの高容量プランを契約することだね。
例えば、Google Drive とか iCloud とか。
この記事は、家族写真・動画をコスパ良く保管したい方向けに、国内主要4サービス(iCloud・Google Drive・Amazon Photos・楽天ドライブ)を料金を軸に徹底比較します。
機能の細かい差よりも「いくら払えば何GB使えるか」を知りたい方向けの内容です。
年額 1万円以上の差が出ることもあるので、自分に合ったサービスを選ぶのが重要です。
まず結論:容量別の最安クラウド
必要な容量(GB)ごとに最安のサービスは変わります。
ということで各クラウドストレージの容量ごとに価格をまとめました!


グラフが細かくてわかりにくいよ……。
結局どれが安いの?

これからざっくり説明するので、それを読めば大丈夫!
必要な容量ごとの最安クラウドサービス
必要容量 | 最安サービス | 年額 |
---|---|---|
50 〜100 GB | Amazon Photos | 2,490円 |
100〜200 GB | Google Drive | 4,400円 |
200〜1,000 GB | Amazon Photos | 13,800円 |
1,000〜2,000 GB | Google Drive | 14,500円 |
2,000〜3,000 GB | Amazon Photos | 41,400円 |
3,000 GB〜 | iCloud | 54,000円 |
楽天モバイルを契約している人で200 GB 以上の容量が必要な人は、楽天ドライブ が最安です。
ただ、楽天ドライブは 1TB (≒ 1,000 GB)を超えるとスマホからしかアップロードができなくなるので注意!

あれ? 50 GB より少ない人はどこがいいの?

子供の写真や動画を撮っていたら、すぐに100 GB くらいいきます。
悪いことは言わないから、せめて 100 GB 以上で契約するのをお勧めします!
という私の意思表示です。
同じサービス内でプラン変更するのは簡単ですが、クラウドを変える場合データの移動が面倒なので、今後多めの容量が必要になっても安いクラウドを選ぶのがおすすめです。
必要な容量の調べ方
ざっくり私に必要な容量はどのくらい?

安いクラウドは分かったけど、ボクにはどのくらいの容量が必要なんだろう……。

正直なところ、人それぞれ なので自分で調べるしかないです!
とは言っても、「何か目安が欲しい!」という人もいるかと思います。
そこで、ざっくり表にまとめました!
1日の撮影ペース | 1年間で必要な容量 | 5年間で必要な容量 |
---|---|---|
写真10枚 + 動画1分 | 約50 GB | 約250 GB |
写真30枚 + 動画3分 | 約150 GB | 約750 GB |
写真50枚 + 動画5分 | 約250 GB | 約1,250 GB |
※写真1枚: 3 MB、動画1分: 100 MB の前提

特に子供が小さい内はたくさん写真を撮りたいし、ボクの場合は1,000 GB 超えてもおかしくないかも……。

基本的に写真や動画は増える一方なので、思ったより容量を使うんですよね。
大事な写真はあまり消したくないし……。
より正確に必要な容量を把握するには
写真や動画の容量は、スマホの種類や設定によって大きく異なります。
したがって、より正確に容量を把握するには自分のスマホのデータを実際に確認するのが最も正確です。
方法1. 撮影した写真や動画の容量を確認してみる
これが一番確実!
今まで撮った写真や動画の容量を確認して、そこから1枚当たりや1分当たりの容量を計算しましょう。
例えば、自分のスマホを確認して
・写真1枚: 2 MB
・動画1分: 80 MB
だったとします。
1日 10枚の写真と2分の動画を撮ると仮定すると、
( 2[MB/枚] × 10[枚/日] + 80[MB/分] × 2[分/日] ) × 365[日/年]
= 65700[MB/年]
≒ 65[GB/年]
となって、1年で約 65GB 容量が必要なことが分かります。
方法2. 使用しているスマホやクラウドの容量を確認してみる

細かい計算イヤだ!
数字なんて見たくない!!

ざっくりでよければ、今使っている容量から大体こんくらい必要かなーって予想しても良いと思うよ。
どうせ計算しても多少はズレが発生するのでて、いっそのこと既に使っている容量を元に大体で必要な容量を予想するのもアリです。
例えば、今使っている Google Cloud で 90 GB の容量を使っているとします。
と考えて大雑把に予想するのも全然 OK だと思っています。
各クラウドサービスの詳細
主要4社料金表(2025年最新)
詳細を知りたい人のために、各サービスの年額料金を容量別にまとめた表を作成しました!
各要領で一番安い金額を赤字にしています。

細かい話になるので「へー」くらいな感じで流し読みでも大丈夫です!
容量別の年額料金
空白の欄は該当するプランがないことを示しています。
例えば、Amazon Photos の 50 GB は空白になっておりプランがありません。
この場合は、仮に40 GB しか使用しない場合でも 100 GB のプランを契約する必要があります。
容量 | Amazon Photos | Google Drive | iCloud | 楽天ドライブ |
---|---|---|---|---|
無料枠 | 0円 / 5GB | 0円 / 15GB | 0円 / 5GB | 0円 / 50GB* |
50 GB | 1,800円 | 0円* | ||
100 GB | 2,490円 | 2,900円 | 2,640円* | |
200 GB | 4,400円 | 5,400円 | 4,488円* | |
1 TB | 13,800円 | 13,200円* ** | ||
2 TB | 27,600円 | 14,500円 | 18,000円 | ↑ |
3 TB | 41,400円 | ↑ | ||
6 TB | 82,800円 | 54,000円 | ↑ | |
12 TB | 165,600円 | 108,000円 | ↑ | |
30 TB | 414,000円 | 436,800円 | – | ↑ |
**データ容量無制限プラン。しかし、1 TB以降はブラウザからデータアップロード不可
1TB ≒ 1,000GB
この表をまとめたのが、記事の冒頭でも示した以下のグラフです!


必要な容量の位置(横軸)で1番下にあるクラウドサービスが最安です!
各クラウドサービスの特徴

ボクに必要な容量で安いクラウドは見つかった!
けど、料金だけで選んでいいのか不安……。

今回紹介したクラウドなら、最低限の機能や信頼性は満足しているので料金で選んでも間違いはないと思います。
ただ、各クラウドサービスで人によって合う・合わないは当然あるので、それぞれの特徴を簡潔に整理していきます!
Amazon Photos
- 家族写真で必要になりそうな容量(500 GB~1,000 GB)で最安!
- Amazon Prime に加入している場合、写真の保存が無制限!
- プランの容量設定が細かく、柔軟に対応できる優等生。(1TB から 30TB まで、1TBごとにプランがあります)

悩んだら Amazon Photos を選んでおけばいい! くらいの優等生。
Prime 会員なら写真の保存が無制限なので、さらにお得!
Google Drive
- なんだかんだ Google アカウントは持っている人が多いので、家族での共有が楽なことが多い。
- ~2TB の料金が比較的安いので、多くの人におすすめできる!
- ただ、2TB を超えると次のプランが 30TB なので、目が飛び出るくらいに価格が上がる。

2TB までの料金が安く、さすが天下の Googleといった感じ。
一方で、2TB を超えるとめちゃくちゃ高い!(月額 36,400円)
Google Cloud を使う時は、しっかり必要な容量を見積もっておくことを推奨します。
iCloud
- Apple 製品を使っている家庭ならシームレスに連携できる。
- 逆に、家族の中で Android スマホの人がいる場合、共有が少し面倒になりがち。
(Android は アプリ版 iCloud が使えないですし、Apple アカウントを持っていない場合も多い)

Apple 製品を使っている人にはなじみがあるので始めやすいかも。
ただ、多くの人にとって必要になりそうな 1TB 前後の容量が少し高めなのが気になるところ。
楽天ドライブ
- 実質的に楽天モバイルの契約必須!!
- ただ、とにかく安い!!
- 無制限プランが月額 1,100 円は異次元。

楽天モバイルユーザーで、安さを求めるなら楽天ドライブ一択!
ただ、楽天モバイルから移りにくくなるリスクもあるので、個人的には万人向けの選択肢では無いかなと思います。
(あと、楽天の改悪も怖い笑)
特に無制限プランの安さは意味不明なので、別の部分(楽天モバイル契約)で収益を得ていることが予想されます。
こういったビジネスモデルの場合、プランの内容が変更になる可能性も高いので、楽天ドライブは上級者向けの選択肢だと思います。
まずは無料で試すこと!
料金や仕様は事前に調査できますが、使い勝手や細かい機能は正直使ってみないと分かりません!!笑
有料プランに登録する前に、まずは無料プランで使い勝手を確認することをお勧めします!
参考リンクはこちら↓
まとめ:おすすめのクラウド決定フロー
最後に、自分に合ったクラウドを決めるための流れをフローチャートにまとめました!
このフローチャートやこれまでの記事内容を参考にして、多くの人が自分に合ったクラウドストレージを選べるようになると嬉しいです!

参考リンク・出典
この記事の料金情報は2025年7月時点のものです。最新情報は各公式サイトでご確認ください。
私は子供の写真や動画が特に容量が多いなー。
今子供が3歳だから、1年あたり 30 GB くらい増えそう!(90 GB ÷ 3年)