こんにちは、そらまめです!
運動会の写真や誕生日の動画、家族旅行の思い出など、時を重ねるごとに多くの思い出が写真や動画として積み重なっていきますね。
そんな時、「あの写真どこだっけ?」って探し回った経験はありませんか?
ママのスマホにあるのか、パパのスマホにあるのか、はたまたデジカメで撮ったのか……。
結局見つからずに、貴重な思い出を振り返る機会を失ってしまうことも少なくありません。

写真や動画は見返さなければスマホの容量を圧迫するだけになってしまいます!
せっかく大切な思い出なのに、もったいなく感じますよね……。
そして何より怖いのが、「もしスマホが壊れたら、この写真たち全部消える?」という不安。
電子機器はいつかは必ず壊れるものなので、大事なデータほどバックアップは必須です!
そんな悩みを一気に解決してくれる手段の一つとして、この記事ではおもいでばこという商品について解説していきます。
この記事を読めば、以下のような疑問を解決できます!
結論!おもいでばこ の魅力は「お手軽さ」
おもいでばこ が向いているのはこんな人
結論から言うと、おもいでばこ が向いているのは以下のような人です!

とにかく家電感覚で使用できるお手軽さが一番の魅力です!
おもいでばこ の特徴
おもいでばこ 以外にも、大量の写真や動画を保存する手段として、クラウドストレージと自宅ストレージ(NAS)があります。
ここでは、クラウドや NAS などの他の手段と比較することで おもいでばこ の特徴を明確にしていきます!

まずは前提として、クラウドストレージと自宅ストレージ(NAS)とは何かを簡単に確認していきます!
「もう少し詳しく知りたい!」という人は以下の記事をご確認ください。
クラウドストレージって?
自宅ストレージ(NAS)って?

実は「おもいでばこ」も自宅ストレージ(NAS)の一種です!

なるほど。
ということは、自宅にある「おもいでばこ」の中に写真や動画が保存されるんだね。
クラウドと違って手元にデータがあるのは分かりやすいし安心感があるかも。
表で整理!おもいでばこ の特徴
クラウドストレージ、自宅ストレージ(NAS)、おもいでばこ の違いを簡単に表にまとめました!
先ほど、「おもいでばこ は自宅ストレージ(NAS)の一種」と記載したのですが、おもいでばこ と一般的な NAS とでは特徴が大きく異なるので分けて考えていきます。


なるほど、テレビを使ってみんなで写真や動画を振り返るのが得意で、操作や設定が簡単なのが おもいでばこ の特徴なんだね。

その通り!
一般的な自宅ストレージ(NAS)と比較して、機能を絞って使いやすさを向上させているので、「誰でも簡単に使える」を目指した製品かなと思います。
だからこそ、
という人にこそ、おもいでばこがおすすめです!
おもいでばこ のメリット・デメリット
ここからはもう少し詳しく おもいでばこ の特徴を見ていきます!

おもいでばこ のメリット
1. 写真や動画をまとめて管理
スマホやパソコンはもちろん、デジカメや SD カード、USB メモリなど様々なデバイスから直接データを転送することができます。

クラウドや一般的な NAS だと、 SD カードや USB メモリのデータは一度スマホやパソコンを経由する必要があります。
その手間を削減できるのは おもいでばこ ならではのメリットですね。
また、取り込んだ写真は自動で年月日単位や時間単位でアルバムとして整理されます。
もちろん手動でアルバムを作成することもできるので、旅行や記念日の写真だけをまとめることも可能です。
2. テレビで家族と見返せる
難しい設定は不要!
付属の HDMI ケーブルでテレビと おもいでばこ を接続するだけで簡単にアルバムをテレビで閲覧することができます。
さらに、専用のリモコンも付属しているので、テレビ画面の操作も楽々!

テレビとの連携という視点では、おもいでばこ は圧倒的です!
テレビを見るような感覚で簡単に操作ができます。
3. 大切なデータを簡単に保護
バックアップ用の外付けハードディスク(HDD)を おもいでばこ に接続するだけで、電源を切るたびに自動でバックアップしてくれます。
ただし、動作確認されているのは おもいでばこ のメーカー(Buffalo)製の HDD だけです。
おもいでばこ 専用の HDD もあるので、そちらを使うのが無難だと思います。
また、 Google フォトと連携することもできるので、Google のクラウドに写真や動画をバックアップすることもできます。
【コラム】バックアップって必要?

バックアップ用のハードディスク(HDD)を用意すると追加でお金がかかるよね……。
バックアップって必要なの?

個人的には必須だと思っています。
なぜなら、おもいでばこ の中で写真や動画が保存されているハードディスクという部品は消耗品でいつかは必ず壊れるから。
「大切なデータが消えてしまった……。」というリスクに備えるための必要経費と思うのが良いかなと思います。
おもいでばこ のデメリット
1. 外出先でのデータ閲覧に制限
おもいでばこ は自宅内での使用が基本です。
「クリップ機能」という機能で おもいでばこ からスマホアプリ内にデータをコピーすることで、外出先でも写真を閲覧することは可能ですが、自由に全てのデータを外で閲覧することはできません。
クラウドの場合はインターネットさえ繋がればどこからでもデータを閲覧できるので、「外出先で頻繁に利用する」というケースではクラウドの方が向いているかもしれません。
2. 初期費用が高め
購入する機種によりますが、5~6万円 程度はかかるので安くはありません。
クラウドだと初期費用はかからず月額課金制なので、まとまったお金が必要になるという点ではデメリットです。

一方で、使用する容量によりますが長く使用するのであれば最終的にクラウドより おもいでばこ の方が安くなるケースも十分にあります。
3. 容量を増設できない
おもいでばこ はデータの容量を増やすことができません。
例えば2 TB(≒ 2,000 GB)の製品を購入して、写真や動画のデータが 2TB を超えてしまう場合は、もっと容量の多い製品を買い直すしかありません。
クラウドならプランをアップグレードすれば容量を増やすことができるので、拡張性という面では おもいでばこ は少し劣っています。

購入する時に必要な容量を見積もることが大事です。
少し多めの容量を買うとより安心ではあります。
クラウドや一般的な NAS も検討したくなった人へ
おもいでばこ のメリット・デメリットを確認したうえで、「他の方法も検討してみたい!」と思った方は以下の記事が参考になるかもしれません!
これで迷わない!モデル決定までの流れ
おもいでばこ にはいくつかのモデル(種類)があります。
この章では、それぞれのモデルの特徴を把握して、自分にとってどのモデルが向いているかを判断する手助けをしていこうと思います。
各モデルの特徴
まずは主要 3 モデルの特徴を表にまとめました。
他のモデルと違う特徴的な要素は赤字にしています。
項目 | PD-2000E | PD-2000 | PD-2000-V |
---|---|---|---|
タイプ | エントリーモデル | スタンダードモデル | プレミアムモデル |
容量の選択肢 | 1TB / 2TB | 1TB / 2TB / 4TB | 1TB / 2TB |
Wi-Fi | 非対応 ※有線接続が必須 | 対応 | 対応 |
搭載 HDD | HDD | HDD | 高信頼 Video HDD |
保証期間 | 1年間 | 1年間 | 3年間 |
価格(2TB の参考値) | 42,000 円 | 48,000 円 | 52,000 円 |
PD-2000E がおすすめな人
とにかくコスト重視の人におすすめ
PD-2000 がおすすめな人
バランスが良いのでほぼ全ての人におすすめ

悩んだら、とりあえず PD-2000 を選んでおけば OK!
一番おすすめです。
PD-2000-V がおすすめな人
安心重視な人におすすめ

安心を買いたい人にはおすすめ。
ただ、最も早く故障しやすい部品であるハードディスクの耐用年数が3~5年と言われているので、保証期間は3年の間に故障することはそれほど多くなさそうなんですよね……。
これが保証期間5年とかなら、もう少しおすすめ度が上がるんですが。
注意点!容量について
自分に合ったモデルが分かったら、今度は必要な容量を決定する必要があります。

おもいでばこ は容量の拡張ができないので、「少し多いかな?」くらいの容量を選ぶのが良いと思います。
そこで、ざっくりどのくらいのデータ容量が必要かを表にまとめました!
ただし、写真や動画の解像度によって大きく異なるので、あくまで参考値としてください。
1日の撮影ペース | 1年間で必要な容量 | 5年間で必要な容量 |
---|---|---|
写真10枚 + 動画1分 | 約50 GB | 約250 GB |
写真30枚 + 動画3分 | 約150 GB | 約750 GB |
写真50枚 + 動画5分 | 約250 GB | 約1,250 GB |

可能なら、自分がいつも使っているスマホの写真や動画のサイズから計算してみるのが確実です!
まとめ!おもいでばこ の魅力
おもいでばこは、家族の写真・動画を「リビングで手軽に見返す」ことに特化したデジタルフォトアルバムです。
最後に、そんな おもいでばこ の特徴をもう一度まとめておきます!
おもいでばこ の特徴


特に設定と操作が簡単で、家電を操作するみたいにお手軽に扱えるんだったね。
おもいでばこ が向いている人

IT 機器に苦手意識がある人でも大丈夫!
おもいでばこ で写真や動画を整理して、大事な思い出をみんなで笑顔で振り返る環境を作ってみましょう!
他の方法も検討したい人に向けて
「クラウドの方が向いているかも」な人
こんな人にはクラウドがおすすめです。
おすすめのクラウドについては以下の記事でまとめています。
この記事を読めば、どのクラウドを選べば最も安価にデータを保存できるかが分かります。
「一般的な自宅ストレージ(NAS)の方が向いているかも」な人
こんな人には おもいでばこ 以外の一般的な NAS がおすすめです。
初心者におすすめな NAS は以下の記事で解説しています。
この記事を読めば、総合的に見て自分に合った NAS を判断できるようになるはず!