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火事・地震から家族写真を守る!3-2-1 ルールで作るバックアップ術

NAS

こんにちは、そらまめです!

家族写真の保存先について、こんな不安を感じたことはないでしょうか。

クラウドだけだとサービス終了が怖い、でも自宅の HDD だけだと家ごと焼けたら終わり

実はこの「どっちも不安」という感覚は、家族写真の災害対策としてはまったく正しい直感です。

だいず
だいず

クラウドにアップしているし、外付け HDD にもコピーがあるから大丈夫……だと思ってるんだけど、なんとなく心配なんだよね。

そらまめ
そらまめ

その「なんとなく」は大事なセンサーです!

実は、写真や動画のバックアップには 3-2-1 ルールという世界標準の考え方があり、家族写真にもそのまま当てはめられます。

この記事では、火事・地震・水害のような災害から家族写真を守るために、家庭で現実的に組める 3-2-1 ルールの作り方を解説していきます。

結論:自宅と家の外に 1 つずつコピーを持つ

最初に結論をお伝えします。

家族写真の災害対策は、「自宅に 1 つ」と「家の外に 1 つ」、最低でもこの 2 か所に分けて保存するだけで、ほとんどのリスクをカバーできます。

クラウドだけ、NAS だけ、スマホだけ、というように 保存先が 1 種類しかない状態が一番危ないという話です。

そらまめ
そらまめ

言い換えると、家ごと焼けても 1 部が残る配置を作れば、家族写真は守れます。

このあと「保存先が 1 つだとどう困るのか」「3-2-1 ルールとは何か」「家庭ではどう組めばいいか」を順番に見ていきます!

保存先を 1 つだけにすると起きること

まず最初に、保存先が 1 種類しかないとどんなリスクがあるのかを整理しておきます。

だいず
だいず

クラウドに上げてるから、もう安心なんじゃないの?

そらまめ
そらまめ

クラウドはとても優秀ですが、「クラウドだけ」だと困るシーンがいくつかあります

逆に NAS だけ、スマホだけでも、それぞれ別のリスクが残ります。

クラウドだけだと困るケース

クラウドストレージはデータセンター側で何重にもコピーが取られているので、データそのものが消える可能性は低いです。

ただし、利用者側の事情でアクセスできなくなるリスクはゼロではありません。

  • アカウント乗っ取りで写真にアクセスできなくなる
  • サービス終了・規約変更で使えなくなる
  • 認証用のスマホを失くしてログインできなくなる
そらまめ
そらまめ

特にアカウント乗っ取りは、自分が気をつけていても突然起こる可能性があります。

クラウドが弱いというより、「クラウド 1 本だけに頼る」状態が弱いと思っておくとちょうどいいです。

NAS だけだと困るケース

NAS(自宅に置くネットワークストレージ)は、買い切りで大容量を扱えるとても便利な選択肢です。

ただし、家ごと失うタイプの災害には弱いという弱点があります。

  • 火事・地震・水害で本体ごと壊れる
  • HDD の寿命は 3〜5 年程度で、いずれは交換が必要になる
  • 落雷でルーターと一緒に故障する
だいず
だいず

たしかに、家のなかに置いてある以上、家ごと焼けたら一緒に消えちゃうのか……。

そらまめ
そらまめ

そうなんです。

NAS は「自宅では最強の保存先」ですが、自宅という場所に依存しているのが弱点です。

これはおもいでばこや外付け HDD でも同じ事情です。

スマホ・外付 HDD だけだと困るケース

スマホ本体や、リビングの引き出しに置いてある外付け HDD だけ、というパターンも多いと思います。

このパターンの最大の問題は、コピーがすべて家のなかにあることです。

  • 落下・水没・盗難で本体ごとなくなる
  • 同じ家にしまっているので、火事や水害で全滅する
  • 子どもが勝手に触って壊す(これは結構あります)
そらまめ
そらまめ

よく「念のため外付け HDD にもバックアップしてます」という方がいますが、外付け HDD が同じ家にあるなら、災害対策としては 1 か所と同じ扱いになります。

これが「家の外にも 1 つ」が必要な理由です。

写真を守る基本:3-2-1 ルール

ここで、世界標準のバックアップの考え方である 3-2-1 ルールを紹介します。

もともとは写真家ピーター・クローグが 2005 年の著書で提唱した考え方で、いまでは企業のデータ保護でも引用される定番ルールです。

だいず
だいず

企業向けっぽいけど、家族写真にも使えるの?

そらまめ
そらまめ

むしろ写真のために生まれたルールなので、そのまま家庭にも持ち込めます!

中身は次の 3 点だけです。

3-2-1 ルールの中身
  • 3 つのコピーを持つ (オリジナル + 複製 2 つ)
  • 2 種類の媒体に分ける (HDD とクラウドのように違う性質)
  • 1 つは家の外に置く (遠隔地保管)

ひとつずつ、家族写真目線でかみ砕いていきます。

3 つのコピーを持つ

まず、写真の所在を最低でも 3 つにします。

スマホのなかにある「オリジナル」と、それ以外に コピーを 2 つ用意するイメージです。

そらまめ
そらまめ

1 か所だけで持っていると、その 1 か所が壊れた瞬間にゼロになります。

2 つあっても、片方が壊れたときにもう片方を「唯一のコピー」にしてしまうので、心理的な余裕がない状態になります。

3 つあれば、ひとつ壊れても落ち着いて新しいコピーを作り直せます。

2 種類の媒体に分ける

次に、コピーの保存先を性質の違うものにすることを意識します。

たとえば「HDD 2 台」だと、同じ HDD という種類なので、同じ原因(落雷・湿気など)で同時に壊れやすいです。

  • HDD(自宅)+ クラウド
  • NAS(自宅)+ クラウド
  • おもいでばこ(自宅)+ クラウド

このように 「機械もの」と「クラウド」の組み合わせにすると、原因が重ならず、片方が壊れたときにもう片方が生き残りやすくなります。

そらまめ
そらまめ

ここで悩む人が多いのが「クラウドだけ複数使えばいいのでは?」という発想ですが、クラウドが複数あってもアカウント運用ミスは同じように起きます

性質を変えることがポイントです。

1 つは家の外に置く

最後の 「1 つは家の外」 が、災害対策としては一番効きます。

火事・地震・水害は、家のなかで何重に分散していても、家ごと失われたらすべて巻き込まれてしまうからです。

家の外に置く方法は 2 つあります。

  • クラウドに置く :自動で家の外にコピーされる、運用がラク
  • 実家や親戚に置く :HDD を物理的に持っていく、運用は手作業
だいず
だいず

どっちが正解なの?

そらまめ
そらまめ

正直、クラウドが圧倒的にラクです。

ただ、ランニングコストを増やしたくない家庭は、実家への物理保管を選ぶのもアリです。

家庭の事情に合わせて選んでください。

家族写真向け 3-2-1 の組み合わせ例

ここからは、子育て世帯で実際に組みやすい 3-2-1 ルールの組み合わせを 3 パターン紹介します。

どの組み合わせも「自宅 1 か所 + 家の外 1 か所」の構成になっています。

NAS とクラウドで組む

1 つ目は、自宅に NAS、家の外にクラウドという組み合わせです。

写真のオリジナルはスマホ、コピー 1 を NAS、コピー 2 をクラウド、という配置です。

NAS + クラウドの構成例
  • 自宅側:BUFFALO LinkStation LS720D(HDD 内蔵の 2 ベイ NAS)
  • 家の外:pCloud(買い切りプランで運用コストを固定)

NAS 本体には、HDD 内蔵で買ったその日から使える BUFFALO LinkStation LS720Dが扱いやすいです。

そらまめ
そらまめ

最近は NAS 用 HDD の単体価格が上がっているので、HDD を別買いするより本体 + HDD がセットの製品を選ぶほうがトータルコストが読みやすいです。

LS720D は最初から NAS 用 HDD が組み込まれた状態で出荷されるので、買って電源を入れるだけで使えるのも初心者向けの強みです。

家の外に置くクラウドは、サブスク料金が積み上がらない買い切りにしたいなら pCloud の Lifetime プランが向いています。

500 GB で $199、2 TB で $399(1 ドル ≈ 150 円換算で約 30,000 円・約 60,000 円)の一括払いで、以降の月額が発生しません。

pCloud の公式ページで容量別のプランを確認できます。

そらまめ
そらまめ

LS720D(HDD 内蔵)+ pCloud で、初期費用は合計 10〜13 万円ほど。

サブスクで同じ容量を 10 年使うとそれ以上かかることが多いので、長期保全志向の家庭ならむしろ安く付くケースが多いです。

おもいでばことクラウドで組む

2 つ目は、自宅におもいでばこ、家の外に Amazon Photos という組み合わせです。

おもいでばこはバッファロー社の写真・動画専用機で、テレビでスライドショー再生できるのが最大の魅力です。

おもいでばこ + Amazon Photos の構成例
  • 自宅側:おもいでばこ本体 + 専用バックアップ HDD(自動バックアップ)
  • 家の外:Amazon Photos(プライム会員特典)

おもいでばこは本体内の HDD が消耗品なので、専用バックアップ HDD を必ず一緒に用意します。

だいず
だいず

NAS と何が違うの?

そらまめ
そらまめ

おもいでばこも NAS の一種ではあります!

ただ、おもいでばこはテレビで家族と楽しむ写真専用機なので、家族の写真や動画を保存する場合は使い勝手が良いです。

家族テレビ視聴を重視するなら、おもいでばこが圧倒的に手軽です。

家の外側のクラウドは、Amazon プライム会員なら写真は容量無制限で保存できる Amazon Photos が相性◎。

プライム会員の無料体験もあるので、まずは試してから判断するのが安全です。

そらまめ
そらまめ

無料だと動画は 5 GB までの制限がある点だけ注意してください。

動画もたくさん残したい場合は、別途追加プランか、pCloud のような他のクラウドに動画だけ分けるのが現実的です。

スマホとクラウドと実家 HDD で組む

3 つ目は、新規投資をできるだけ抑えたい家庭向けの組み合わせです。

NAS もおもいでばこも買わず、いま手元にあるスマホとクラウドを軸に、1 部だけ実家に物理コピーを置くという発想です。

スマホ + クラウド + 実家 HDD の構成例
  • 自宅側:スマホ + Amazon Photos(または iCloud / Google フォト)
  • 家の外:年 1〜2 回、実家に持っていく外付けポータブル HDD

実家に置く側は、持ち運びやすい 2.5 インチのポータブル HDD が向いています。

そらまめ
そらまめ

据え置きの大きい HDD を実家に置くより、バスパワーで動く小さなポータブル HDD のほうが、お盆・正月の帰省時に持っていきやすいです。

「次の帰省で更新する」というルールにすると続きやすいです。

この構成は新規費用がほぼポータブル HDD 1 台分(数千〜1 万円台) で済むので、まだ NAS まで踏み切れない家庭の最初のステップとしてもおすすめです。

遠隔地保管はどう選ぶ

3 パターン紹介してきましたが、「家の外にどう置くか」だけは家庭ごとに考え方が分かれます。

ここをクラウド型と物理保管型に分けて整理します。

クラウドで遠隔地化する場合

クラウドは設定さえ済めば自動で家の外に複製されるのが最大の強みです。

スマホで撮影 ➡️ 自動アップロード ➡️ クラウド側で複数のデータセンターに分散保存、という流れが、利用者側の手間ゼロで進みます。

クラウドを選ぶときの判断軸
  • 容量(写真だけか、動画も含めるか)
  • ランニングコスト(月額か買い切りか)
  • 運用の手軽さ(自動アップロード対応か)
そらまめ
そらまめ

サブスクの月額を増やしたくない家庭には pCloud が刺さります。

pCloud の料金プランは容量別に分かれているので、家庭の写真量に合わせて選びやすいです。

逆に、すでにプライム会員なら Amazon Photos で十分というケースもあります。

実家・親戚に物理保管する場合

物理保管は ランニングコストがゼロな代わりに、手作業のコピー更新が必須という性質があります。

  • 年 1〜2 回の更新が現実的(お盆・正月など)
  • 持ち運ぶ HDD はポータブルタイプが扱いやすい
  • 親世代に渡すなら操作習熟度より「コピーが新しいか」が肝
だいず
だいず

年に 1〜2 回って、結構サボりそうな気がする……。

そらまめ
そらまめ

正直、コピーが古いまま放置されるのが物理保管の最大の落とし穴です。

たとえば「2 年前のコピー」だと、直近 2 年分の写真は災害時に消えてしまいます。

「ラクさ」と「鮮度」を両立させたい家庭は、クラウド型を主、物理保管を補助、という組み合わせが安心です。

まとめ:3-2-1 で家族写真は災害から守れる

ここまでの内容を踏まえて、行動につながるかたちでまとめます。

単独の保存先では足りない

クラウドだけ・NAS だけ・スマホだけ、という 「1 種類だけ」の状態は災害対策として弱いです。

これは保存先が悪いというより、「1 種類しかないと弱点が発動したときに逃げ道がない」 という構造の問題です。

そらまめ
そらまめ

クラウドが嫌い、NAS が嫌い、という話ではなく、組み合わせて使うことで初めて強くなるという発想に切り替えるのがコツです。

自宅と家の外で 1 つずつ

3-2-1 ルールを家庭向けに圧縮すると、「自宅に 1 つ」「家の外に 1 つ」、最低でも 2 か所に分けるという合言葉になります。

自宅側の選択肢は NAS/おもいでばこ/外付け HDD、家の外側はクラウド/実家保管。

家庭の IT 慣れ度合いと予算で、組み合わせを選んでください。

後回しにしない最初の 1 歩

完璧な構成を目指すと動けなくなるので、今日できる 1 歩から始めるのがおすすめです。

  1. クラウドの自動アップロードを今日オンにする(無料枠で OK)
  2. 次の帰省で実家にコピーを 1 部持っていく日を決める
  3. NAS やおもいでばこの導入は、上記 2 つを回し始めてから検討する
そらまめ
そらまめ

完璧な 3-2-1 を一気に組まなくても、「自宅 1 か所 + 家の外 1 か所」 にしておくだけで、災害時の生存確率は大きく変わります。

まずは無料でできる範囲から始めましょう!

もっと知りたい人に向けて

pCloud について詳しく知りたい

「クラウド側を pCloud で組みたい」という方には、pCloud の使い方をまとめた以下の記事がおすすめです。

仮想ドライブとしての使い勝手まで詳しく解説しています。

初心者向けの NAS を知りたい

「NAS に興味があるけど、機種選びでつまずいている」という方には、初心者向け NAS をまとめた以下の記事が参考になります。

主要 4 機種を価格と使いやすさで比較しています。

サブスク不要の保存先を比較したい

「サブスクの月額を払い続けたくない」という方には、pCloud と NAS を比較した以下の記事が役立ちます。

買い切り型の選択肢を 1 本で見比べられます。