こんにちは、そらまめです!
家族写真の保存先として、サブスク不要の NAS が気になっている方は多いと思います。
ただ、いざ買おうとすると「本体」「HDD」「バックアップ」など費用項目が複数あり、結局トータルでいくらかかるのかが分かりにくいですよね。

NAS って初期費用が高いって聞くけど、家族写真を保存するならいくらくらい用意すればいいのかな?
クラウドみたいに月額がかかるわけじゃないんだよね?

良い質問です!
NAS は初期費用がまとまってかかる代わりに、その後のランニングコストを抑えられるのが大きな特徴です。
ただ、家族写真の保存目的ならバックアップ用 HDD まで含めて考えるのが現実的です。
この記事では、家族写真を NAS にバックアップ込みで保存した場合のトータル費用を、項目ごとに分解して解説していきます!
結論:NAS は初期費用 5〜10 万円+バックアップ用 HDD、月額は電気代だけ
まず結論からお伝えします。
家族写真を NAS で安全に保存する場合、初期費用は本体・HDD・バックアップ用 HDD を合わせて 5〜10 万円が目安です。
導入後は月額料金が発生せず、かかるのは電気代だけになります。

長期で見るとクラウドより安くなる傾向がありますが、初期費用を回収するには数年単位で使い続けることが前提です。
NAS にかかる費用の内訳
家族写真用の NAS にかかる費用は、大きく 5 つの項目に分かれます。
NAS の費用は「本体」「メイン用 HDD」「バックアップ用 HDD」「電気代」「HDD 交換」の 5 項目で考えると分かりやすいです。
それぞれ詳しく見ていきます。
本体価格:2〜5 万円が中心
NAS 本体は、家族写真用途で人気の2 ベイモデル(HDD を 2 台入れられるタイプ)で約 2〜5 万円が中心価格帯です。
NAS には大きく 2 種類あります。
HDD なしモデルの代表は Synology DS223j で、本体のみ約 3〜4 万円程度で買えます。
HDD 内蔵モデルの代表は BUFFALO LinkStation LS720D で、HDD 込みで約 4〜5 万円程度です。

HDD なしモデルだと、別に HDD を買わなきゃいけないんだね。
何が違うの?

HDD なしモデルは自分で HDD を選べる自由度がある反面、相性確認や取り付けの手間がかかります。
HDD 内蔵モデルは届いてすぐ使えるので、初期セットアップのハードルが低いのが利点です。
メイン用 HDD 価格:1 台あたり 1〜2 万円(NAS 用 CMR 推奨)
HDD なしモデルを選んだ場合、別途 NAS 用の HDD を購入します。
NAS 用 HDD は 24 時間稼働に耐える設計のもの(WD Red Plus、Seagate IronWolf など)が定番で、1 台あたり約 1〜2 万円が目安です。
家族写真の保存では、RAID1 構成(同じデータを 2 台にミラーリングする方式)にするのが一般的で、その場合は HDD が 2 台必要になります。

RAID1 にすると、公称容量の半分が実際に使える容量になります。
たとえば 2 TB の HDD を 2 台入れて RAID1 を組むと、合計 4 TB のうち実使用は 2 TB です。
残りの半分は片方の HDD が壊れたときの予備として使われます。
ちなみに、HDD 内蔵モデル(BUFFALO LS720D など)は最初から RAID1 で出荷されているため、ここの計算は不要です。
バックアップ用 HDD 価格:1〜2 万円
NAS の RAID1 はあくまで HDD 1 台の故障に備える仕組みです。
誤って削除したり、ファイルが壊れたり、ランサムウェアに暗号化されたりした場合、その状態がミラー先の HDD にもそのまま反映されてしまい、RAID だけでは過去のデータに戻せない可能性があります。
そのため、家族写真の長期保存では NAS とは別に「バックアップ用の外付け HDD」を用意するのが安全です。
バックアップ用は USB 接続の外付け HDD で十分で、約 1〜2 万円で買えます。
選ぶときのポイントは 1 つだけです。

バックアップって、NAS の中に同じデータを 2 つ持っていれば足りるんじゃないの?

RAID は「HDD が 1 台壊れたとき」には強いですが、誤って削除したり壊れたりしたファイルは、ミラー先にもそのまま反映されるので、RAID だけでは救えません。
NAS とは別の媒体に定期的にコピーを残しておけば、過去時点のデータに戻せるので安心です!
電気代:月 200〜400 円程度
NAS は基本的に24 時間稼働で運用します。
家庭用電気料金の目安単価は1 kWh あたり 31 円(公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会)で、2 ベイモデルの消費電力は機種にもよりますが、24 時間稼働でも月 200〜400 円程度に収まる機種が多いです。

クラウドストレージの月額料金と比べると、電気代は圧倒的に安いです!
HDD 交換費用:3〜5 年で発生
NAS 用 HDD は消耗品で、寿命は一般的に 3〜5 年程度と言われています。
長期で使う場合は、数年ごとに HDD 交換費用(1 台あたり 1〜2 万円程度)を見込んでおくと安心です。

HDD の交換は怖く感じる作業ですが、RAID1 構成なら片方ずつ順番に交換できるので、データを保ったまま入れ替えが可能です。
家族写真を 10 年単位で守るための「定期メンテナンス費用」と思っておくと良いと思います!
家族写真用なら BUFFALO LinkStation LS720D が無難
ここまで読んで「HDD 選びや取り付けは正直ハードルが高そう」と感じた方もいるかもしれません。
家族写真の保存目的で1 機種だけ選ぶなら、BUFFALO の LinkStation LS720D(4 TB モデル)が無難です。

LS720D の最大のメリットは、本体と HDD が一体になっていて、届いてすぐ使い始められる点です。
HDD の相性確認や取り付け作業が不要なので、子育て世帯の初期セットアップのハードルがぐっと下がります。
LS720D 4 TB モデルは、RAID1 構成で実使用 2 TB(公称 4 TB のうち半分がミラー用)になります。
2 TB は家族写真の数年〜十数年分には十分な容量で、子育て世帯のメインの保存先として現実的です。
価格の目安は本体(HDD 込み)で約 4〜5 万円。これにバックアップ用 HDD(約 2 万円)を加えて、合計 6〜7 万円程度で家族写真のバックアップ環境が整います。

「設定や HDD 選びに時間をかけたくない」家庭ならこれを選んでおけば失敗しなさそうだね!
まとめ:NAS は初期費用と引き換えに月額をゼロにできる
最後に、ここまでの内容を整理します!
費用の内訳を改めて
家族写真を NAS で保存する場合の費用は、以下の 5 項目に分けて考えると分かりやすいです。
初期費用は 5〜10 万円、その後はほぼ電気代だけで運用できるのが NAS の特徴です。
家族写真の長期保存なら NAS は選択肢として有力
初期費用を回収できる年数まで使い続ければ、NAS は長期的にクラウドより安く、家族写真の長期保存先として有力です。
ただし、NAS は HDD の選定や交換、バックアップ運用など自分で管理する手間がどうしても発生します。
「IT 機器の管理は正直苦手……」という方は、iCloud や Amazon Photos などのクラウドストレージを併用するのも選択肢です。
Amazon Photos が使えるプライム会員なら、写真を圧縮なしで無制限に保存できるので、家族写真の保存先として相性が良いです。
月額課金そのものを避けたい場合は、買い切りで使える pCloud という選択肢もあります。

クラウドと NAS の料金を細かく比較した記事も用意しているので、「結局どっちが安いの?」が気になる方は、次の章のリンクから読んでみてください!
もっと知りたい人に向けて
クラウドと NAS を料金で詳しく比較したい
「結局クラウドと NAS、長期で見たらどっちが安いの?」が気になる方には、以下の記事がおすすめです。
容量別に長期コストを比較しています!
初心者向けの NAS 機種を比較したい
「NAS にも色々あるけど、結局どれを選べばいいの?」と迷っている方には、以下の記事が参考になります。
初心者向けの NAS 4 機種を比較しています!
おもいでばこと NAS の違いを知りたい
「テレビで家族写真を見たい場合、おもいでばこと NAS のどちらが良い?」を知りたい方には、以下の記事がおすすめです。
家族写真の保存と再生という視点で違いを整理しています!
サブスクを避けて家族写真を保存したい
「とにかく月額課金を避けたい」という方には、以下の記事がおすすめです。
買い切りクラウドである pCloud と NAS を比較しています!



